「願う心」





側にいたい、



声を聞きたい、



…温もりを感じたい…



どんどん欲張りになっていく、わたしの心…



願う心で、成熟していく想いが、この手の中にある。



わたしが願うモノ。



私が、欲するモノ…



ユダ……あなただけ……



あなたのすべてが欲しい…



あなたのすべてが、わたしであって欲しい…



願いと欲望の境界線が、見えない……



こんなわたしをあなたは……?



あなたは、それでも…



想いの器は、すでに満ち、 溢れて…しまう…!



…怖い…どうしようもなく…



箍を外されたわたしが、どう、なるのか…



せめて、もう少し、あなたの側にいさせてください…



だけど……



「…いつも、感じていたいのです…あなたを……!」




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